歯列矯正を始めるとき不安だったのは、ブサイクになってしまわないかということ…。
せっかくお金と時間をかけて矯正するなら、後悔だけは避けたいものです。
歯列矯正による口元の変化はよくある問題ですが、正しい対策と経験豊富な矯正医を選ぶことでリスクを抑えることができますよ。
この記事では、歯列矯正開始から約2年9ヶ月の顔立ちの変化と、ブサイクになる原因と対策を詳しく解説します。
矯正でかなり顔が変わった!
自信を持って矯正治療に取り組むための参考にしてください。
- 2021年から歯列矯正中の20代アラサー
- ずっと口元の突出(口ゴボ)がコンプレックスだった
- 審美性(見た目の美しさ)を大切にした歯列矯正にこだわる
歯列矯正でブサイクになった?結論:顔は変わったけどむしろ良くなった
まず結論から言うと、ブサイクにはなっていないと感じています。
ただし、歯列矯正を開始して約2年9ヶ月が経過し、顔立ちはかなり変わりました。
フェイスラインがだいぶ細くなって、その分面長が助長されたので、その点でブサイクになったと言えるかもしれません。
トータル的な顔全体のバランスは、個人的にはけっこう気に入っていますよ。
なによりも、コンプレックスだった口元の突出(口ゴボ)が改善して、横顔にも自信がもてるようになりました!
関連記事:口ゴボ矯正のビフォーアフター
歯列矯正で顔の印象が変わることはありますが、多くのケースでは治療後の結果に満足している人が多いです。
矯正中、一時的に顔の変化でブサイクになったかもと感じることがありますが、最終的に美しい口元やバランスのいい顔立ちとなることが一般的です。
歯列矯正でブサイクになったと感じやすい口元の変化をまとめてみた
歯列矯正でブサイクになったと感じやすい顔の変化として、実際に感じた口元の変化をまとめました。
- 頬こけ・ほうれい線が目立つ
- ガミースマイルが悪化
- 人中が伸びる・面長になる
歯列矯正で頬こけ・ほうれい線
歯列矯正開始から約1年経過した頃、頬がこけて見えたり、ほうれい線が目立つことがありました。
矯正治療によって歯並びが変わることで、顔立ちが変化します。
特に、私は親知らずを含めて8本も抜歯しているため、口元の変化が大きくなっています。
歯列矯正中は一時的に嚙み合わせが悪化したり、痛みで噛みにくいことが増え、表情筋が一時的に衰えました。
表情筋の衰えに伴って、頬のこけやほうれい線の深さが目立つことがあります。
今では、表情筋が復活してきて、頬こけやほうれい線はだいぶ目立たなくなりましたよ。
関連記事:歯列矯正による頬こけ
歯列矯正でガミースマイル悪化
口ゴボ治療のために歯列矯正で口元が引っ込むと同時に、歯茎が下方向にも移動してしまい、ガミースマイルが悪化しました。
ガミースマイルとは、笑ったときに上の歯茎が過剰に見える状態を指します。
歯列矯正でガミースマイルが改善する事例はよく聞くけど、逆に悪化することもあるんだ…と驚きました。
現在はガミースマイル改善のための矯正治療も行っていますよ。
関連記事:歯列矯正でガミースマイル悪化?
歯列矯正で鼻の下が伸びた?面長になった
歯列矯正でブサイクになったと感じたる要因として、鼻の下の人中が伸びたり、面長になることがあげられます。
実際の人中の長さは変わってないです。
ただ、口元が引っ込み鼻と口の角度が変わることで、正面から人中が見えやすくなり、鼻の下が伸びたように感じることがあるかもしれません。
また、フェイスラインがシャープになったため、面長が助長されて見えます。
周りで歯列矯正した人も、面長になった人は多い印象です。
関連記事:歯列矯正で鼻の下は伸びる?
歯列矯正でブサイクになった原因やケース
矯正でブサイクにならないか不安な人も多いはず。
ここでは、歯列矯正でブサイクになったと感じる原因や、口元が変化しやすいケースについて解説しますよ。
表側矯正で一時的に口ゴボ悪化
表側矯正では、ブラケットが歯の表面に取り付けられるため、治療の初期段階で口元が突出して見えることがあります。
私は、もともと口ゴボがコンプレックスで、さらに表側矯正を選択してしまったため、矯正当初はかなり口元が出ていて印象が悪かったです。
矯正開始から約1年経った頃には口元が引っ込んできて、今では口ゴボが目立ちにくくなりましたよ。
矯正装置の見た目が気になる人は、目立ちにくい矯正の種類がおすすめですね。
抜歯矯正で口元がかなり変化した
私は抜歯矯正で、親知らず含め約8本の抜歯をしています。
さらに、アンカースクリュー(矯正用ネジ)を使って口ゴボ治療を行ったため、かなり口元が引っ込みましたよ。
口元の変化に伴って、顔が痩せたように見えたり、一時的に頬こけやほうれい線ができることもありました。
抜歯矯正で口元を下げ過ぎてしまうと、老け見えにも繋がるリスクも。
歯列矯正で表情筋が衰える
歯列矯正中は、一時的に歯並びが悪化したり、歯が動く痛みによって、咀嚼回数が減ったように感じます。
一時的に歯ぎしりも改善したため、顔の表情筋の衰えを感じましたよ。
表情筋の衰えによって、フェイスラインは細くなりましたが、頬こけやたるみにも繋がりました。
非抜歯矯正は出っ歯になる可能性がある
非抜歯矯正では、歯を抜かずに治療を行いますが、歯を動かすスペースが足りないと、歯が前方に突出することがあります。
これが「出っ歯」の原因となることがあります。
私の場合は抜歯矯正でしたが、歯の位置を調整する過程で、口元が前に出ることがあり、一時的に出っ歯に見えることがありましたよ。
歯列矯正でブサイクにならないための対策
せっかく歯列矯正をして歯並びがきれいになっても、顔全体のバランスが変わってブサイクになってしまっては意味がありませんよね。
歯列矯正をするうえで、気をつけたいポイントは以下の通りです。
- 自分に合う矯正種類を選ぶ
- 事前検査でリスクを確認し、信頼できる矯正医を選ぶ
- 綿密な治療計画と、定期的な検診で経過を確認
- 表情筋のエクササイズ
自分に合った矯正種類を選ぶ
歯列矯正にはさまざまな種類があります。
表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正など、自分の歯並びや治療目的に合わせて適切な矯正方法を選ぶことが重要です。
私は表側のワイヤー矯正を選びましたが、矯正中は見た目が気になるデメリットを感じます。
矯正の種類によって、矯正中の過ごし方や、費用や期間、適応症例や口元や顔の変化が異なります。
矯正中の見た目が気になる人は、目立ちにくい裏側矯正やマウスピース矯正がおすすめです。
事前に十分なカウンセリングを受け、自分に最適な治療方法を選ぶことが大切ですよ。
事前検査でリスクを確認して、信頼できる矯正医を選ぶ
矯正開始前には、徹底的な事前検査を行い、治療に伴うリスクやシミュレーションを確認することが重要です。
経験豊富な矯正医を選ぶことで、治療の精度が高まり、顔の変化を最小限に抑えることができます。
相談しやすくて、信頼できる矯正医に相談し、治療計画を立てることが成功への鍵ですよ。
関連記事:矯正歯科の選び方
綿密な治療計画と、定期的な検診で経過を確認
歯列矯正は長期的な治療であるため、綿密な治療計画が必要ですよ。
治療の進行状況を定期的に確認し、必要に応じて治療方針を見直すことが重要です。
矯正中の気になることは定期的に相談して、対応してもらっています。
定期的な検診を受けることで、問題が早期に発見され、適切な対策が取られることができます。
矯正医とよく相談をしながら、自分の顔のバランスに合った治療計画を立ててもらいましょう。
表情筋エクササイズ
矯正治療中の表情筋の衰えを防ぐために、定期的なエクササイズが有効ですよ。
口元や顔全体の筋肉を鍛えることで、矯正中の表情筋の衰えを防ぎ、頬こけやほうれい線のリスクを抑えられます。
食生活ではよく噛んで食べるようにするなど、積極的に筋肉を使って過ごしましょう。
頬のたるみケアとして、EMS美顔器 を使ったところ効果があったのでこちらもおすすめですよ。
関連記事:ヤーマンEMS美顔器の効果は?
歯列矯正でブサイクになったら?
歯列矯正では、想定外の顔つきの変化が起こることもあります。
万が一、歯列矯正でブサイクになったと感じた場合は、以下の対処法を検討してみてくださいね。
まずは担当医に相談
歯列矯正中や治療後に顔の変化に不安を感じた場合、まずは担当医に相談することが重要です。
進行状況や変化の原因について詳しく説明してもらい、今後の対応策を考えることができますよ。
私も、矯正中のガミースマイル悪化や、口ゴボ治療の進捗など、不安や気になることを相談し、治療してくれたり、丁寧に説明をしてくれました。
担当医とのコミュニケーションを密にし、安心して治療を進めるために積極的に相談をしましょう。
関連記事:矯正中のガミースマイル悪化を改善
メイクの仕方を変えてみる
口元の変化によって「ブサイクになった」と感じる場合、メイクの仕方を見直すことで印象を改善することができますよ。
私の場合は、面長が酷くなったと感じたため、シェーディングの位置を変えたり、口紅をオーバーリップで描いて人中を短く見せたりしました。
また、アイシャドウの描き方を変えて、中顔面短縮効果を感じています。
このように、口元の形状に合ったメイクや、顔全体のバランスを考慮したメイクを試してみると良いでしょう。
特にリップラインやシェーディングを工夫することで、顔の印象を大きく変えることができますよ。
関連記事:歯列矯正で鼻の下が伸びた?原因と対策
美容医療に頼る
治療後の口元の変化が気になる場合、美容医療を検討するのも一つの方法です。
例えば、ヒアルロン酸注射やボトックス注射を利用することで、人中短縮や、頬の凹みやほうれい線を改善することができますよ。
また、レーザー治療やフェイシャルリフトなどの美容施術も選択肢に入りますね。
自分に合った施術を取り入れることで、治療後の見た目をより美しくすることができます。
美容医療にはリスクもあるため、クリニックでよく相談することが大切ですよ。
顎ボトックスでのEライン形成や、涙袋ヒアルロン酸も検討中
関連記事:エラボトックス体験談
セカンドオピニオンで検討
もし治療後の変化に不安を感じる場合、セカンドオピニオンを求めるのも有効です。
ほかの矯正医や美容外科医に意見を聞くことで、新たな視点からのアドバイスを得ることができますよ。
また、複数の専門家から意見を集めることで、自分に最適な解決策を見つけやすくなります。
歯列矯正でブサイクになった?よくある質問
歯列矯正でブサイクになったのか、口元の変化についてよくある質問に回答します。
抜歯をすると顔が変わりやすい?
抜歯ありの歯列矯正は、歯の移動が大きく、顔の変化は出やすい傾向にあると感じます。
私も抜歯ありの矯正のため、顔が痩せたように見えたり、口元が引っ込んだり、顔の印象が大きく変わってきました。
抜歯をするかどうか、矯正医とよく相談して決めることが大切です。
歯列矯正で歯茎が下がってブラックトライアングルになる?
ブラックトライアングルとは、歯茎が下がって、歯と歯の間の歯茎部分にできる「黒い三角形」の隙間に見える現象。
歯列矯正で歯に強い力が加わることで歯肉退縮が起き、ブラックトライアングルになったという人も少なくないようです。
私は今のところ問題なさそうなのですが、矯正方法や矯正中のケアが予防のポイントになってきますよ。
外科矯正は顔の変化が大きい?
歯列矯正の種類の中には、外科手術を伴う外科矯正があります。
顎の骨を切除する分、顔の変化はかなり大きいと言えます。
私も口ゴボ改善のために、クリニックによっては外科矯正を提案されたことがありましたよ。
手術のリスクが不安で、普通の矯正にしました。
手術にはリスクやダウンタイムもあり、一度メスを入れると元に戻すのは難しいので、外科矯正をする前には矯正医とよく相談する必要があります。
歯列矯正をして後悔していない?
歯列矯正をしているとよく「後悔していない?」と聞かれることがあります。
結論は、歯列矯正をしてよかったと思っています!
歯列矯正にはお金も時間もかかるし、痛みもあってデメリットも感じていています。
それでも、口ゴボというコンプレックスから解放されることがなにより嬉しく、最高の美容投資だと感じていますよ。
歯列矯正でブサイクになったと後悔しないために矯正歯科選びは慎重に
歯列矯正治療を始める際、矯正歯科選びが一番重要です。
適切な矯正歯科を選ぶことで、矯正によってブサイクになる可能性を低くし、治療の成果を最大限に引き出すことができますよ。
相談しやすい矯正医であれば、万が一のときや、不安がある際に対応してくれるので安心ですね。
まずはいろいろな矯正歯科へカウンセリングに行き、自分に合った矯正方法や矯正歯科を選びましょう。
せっかくお金と時間をかけて歯列矯正するのだから、顔のバランスも整えたいですよね!
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