歯列矯正を始めるときに不安だったのが、今よりブサイクになってしまわないかということ…。
せっかくお金と時間をかけたのに、後悔だけは避けたい。
今回は私の歯列矯正開始から2年間の顔の変化について、特にマイナス面をピックアップしてご紹介します。
歯列矯正でけっこう顔が変わったので、これから始める人の参考になれば幸いです!
「よく噂で聞く“矯正したら○○になった”の真実が知りたい」
「歯列矯正でブサイクにならないか心配」
「実際に歯列矯正してどう変わるのか見てみたい」
こんな人に向けて、歯列矯正の実際のマイナス面の変化や、私が後悔してることを解説していきます。
- 2021年から歯列矯正中の20代都内OL
- ずっと口元の突出(口ゴボ)がコンプレックスだった
- 審美性(見た目の美しさ)を大切にした歯列矯正にこだわる
歯列矯正でブサイクに?後悔したこと3選
歯列矯正を始めてから2年が経過し、口元の印象が大きく変わりました。
歯列矯正を始めたきっかけは、口元がモッコリ前に出ている「口ゴボ(ゴボ口)」がコンプレックスだったため。
口ゴボの改善レポについては以下の記事で詳しく解説しています。⇓
だいぶ口ゴボの改善は見られた一方で、ブサイクになった部分も感じているので変化と原因をご紹介します。
歯列矯正でブサイクになった①鼻の下が伸びた
歯列矯正でブサイクになったと感じた点の一つ目は、鼻の下の「人中」が伸びたように見えることです。
実際の長さは変わっていないのですが、口元が引っ込み、正面から人中が見えやすくなり、鼻の下が伸びたように感じます。
顔全体の印象としてはのっぺりとっして見えるようになり、面長が助長されました。
世間一般では、人中は短い方が可愛いと言われる傾向にあるので、鼻の下が伸びるとブサイクになる印象でした。
今のところ、そこまで酷くはないので、許容の範囲内かなといった感想。
周りで歯列矯正した人も、人中が伸びたと言っている人は多い
詳しくは以下の記事で解説しています⇓
歯列矯正でブサイクになった②頬がこけた
歯列矯正をしてブサイクになったと感じたことの2つ目は、頬コケです。
もともとエラが張っていて、口元が前に出ていたため、口元の変化によって頬の下がかなりこけたように見えます。
原因としては、歯列矯正によって一時的に噛み合わせが悪くなったり、食いしばりの癖が改善したことが考えられます。
※特に体重が痩せたということはありません。
その他、エラボックスも同時にしていたので、エラの筋肉がかなり落ちたことで頬コケが目立ちやすくなりました。
口元が引っ込んできて、頬もこけると、ほうれい線も少し気になるようになってきました…。
もしかしたらただの老化なのかもしれませんが、全体的に老け顔な印象になってきて、若々しさが失われつつあります。(涙)
でも一時期よりは頬コケは改善してきてる!
歯列矯正している人を見ていると、大人顔になってる人が多い印象。
詳しくは以下の記事で解説しています⇓
歯列矯正でブサイクになった③ガミースマイルの悪化
歯列矯正でブサイクになったと感じた点の3つ目は、ガミースマイルの悪化です。
ガミースマイルは、笑顔の際に歯茎が過剰に露出してしまう状態を指します。
もともと、思いっきり笑うと多少ガミースマイルになっていたのですが、歯列矯正をしてからガミースマイルが明らかに悪化しました。
原因は、歯茎が後ろに下がっていくと同時に、下方向にも下がってしまったためです。
歯列矯正でガミースマイルが改善する事例はよく聞くけど、逆に悪化することもあるんだ…と驚き
ガミースマイルが気になると、思いっきり笑うことに抵抗が出てくるので、現在はガミースマイル改善の治療を開始しています。
詳しくはこちらで解説⇓
歯列矯正で思っていたより口元が大きく変化したので、顔の印象が良くも悪くも変わってる
歯列矯正でブサイクになったときの対処法
歯列矯正でブサイクになってしまった時の対処法について、実際に効果を感じていることを4つご紹介します。
ブサイク対処法①スキンケアでほうれい線対策
歯列矯正でほうれい線が目立ってブサイクになったように感じたので、ほうれい線が目立たないようにスキンケアで保湿を徹底しました。
20代後半にさしかかって、お肌の曲がり角の時期だから回復力が低下してる…。
口元が下がるとほうれい線が目立ちやすく、皮膚もたるみやすいので、スキンケアは重要なポイントです。
私がリピートしているのは、キュレルのスキンケアラインナップ(化粧水、乳液、クリーム)です。
セラミドが配合された保湿ケアのできるものを、ほうれい線に重ね塗りしています。
また、日中は日焼け対策を徹底して、シワ予防に努めています。
歯列矯正+老化のダブルコンボに要注意!
老いに抗いたい…。
ブサイク対処法②表情筋を鍛える
歯列矯正で頬コケやたるみによってブサイクになった時の対処法は、表情筋を鍛えることが効果的でした。
エラや口周りの筋肉を鍛えることで皮膚を引き上げることができ、頬のコケやたるみを目立ちにくくできます。
表情筋を鍛える代表的なエクササイズとして、
- 「イ」「ウ」の口の動きを繰り返す
- 舌回し運動
- よく噛んで食べる
といった運動があげられます。
私の場合は食いしばりの癖が復活したことで、一気にエラの筋肉が発達しました。
ちなみにエラの筋肉が発達しすぎたので、エラボトックスを再注入しました
頬のたるみケアとして、EMS美顔器を使ったところ効果があったので、美顔器や美容医療の力を借りるのもいいかもしれません。
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表情筋が鍛えられると、顔の老けが改善された感じがします!
ブサイク対処法③メイクを変えた
歯列矯正で鼻の下が伸びたことや面長が目立つようになったので、メイクを変えました。
- 鼻の下と顎先にシェーディングを入れる
- エラ(顔のサイド)にシェーディングを入れるをやめた
- オーバーリップを意識
- チークを入れて間延びを防ぐ
鼻の下のシェーディングと、上唇のオーバーリップによって、人中を短く見せる効果があります。
面長を助長しないように、シェーディングは顔のサイドに入れず、顎先に入れます。
メイクはパーソナルカラーの合った色を選ぶこともポイントです。
ブサイク対処法④ガミースマイル改善のアンカースクリュー矯正
歯列矯正によるブサイク対処法の最後は、矯正用ネジを使ったアンカースクリュー矯正です。
歯列矯正中にガミースマイルが悪化したことで、新たにアンカースクリュー矯正という治療を開始しました。
アンカースクリュー矯正とは、矯正用の小さいネジを歯茎に差し込み、ネジを支柱にしてゴムで歯を引っ張る矯正治療です。
通常の歯列矯正よりもより強い力で、より早く歯を動かすことができます。
私は口元を引っ込めるために、もともと上顎の内側にアンカースクリューを差し込んでいたのですが、今回は別の場所、上顎の犬歯の上あたりに入れました。
前歯を上に引き上げることで歯茎を目立ちにくくする方法で、歯列矯正でガミースマイルを改善するときに、よく用いられるやり方です。
今後の矯正の変化も更新していきます!
歯列矯正でブサイクになりたくない!後悔しないための対策
「歯列矯正で顔が伸びた気がする」
「老け顔になったかもしれない…」
このように歯列矯正でブサイクになることを防ぎたい、と誰もが思っているでしょう。
実際に歯列矯正で後悔したことをふまえて、そもそもブサイクにならないための対策を紹介します。
歯列矯正でブサイクにならない対策①矯正の方法を比較する
歯列矯正でブサイクにならないための対策の1つ目は、矯正の方法についてよく検討することです。
抜歯の有無や、全顎矯正にするかどうか、といった矯正の方法によって矯正後に違いが出ます。
抜歯をせずに無理に矯正することで、口元が前に出てしまうこともあります。
また、前歯や気になる所だけの「部分矯正」か、奥歯も含めた「全顎矯正」かによっても異なります。
特にマウスピース矯正は部分矯正が多いですが、矯正歯科によっては全顎矯正を取り扱っているところもあります。
マウスピース矯正ブランドの比較記事はこちらからどうぞ▼
矯正の方法についても比較してみることが重要です。
歯列矯正でブサイクにならない対策②セルフケアを徹底する
歯列矯正でブサイクにならないための対策の2つ目は、自宅でできるセルフケアを徹底することです。
- 矯正器具に合った歯ブラシを使う
- 歯磨きは念入りに
- 表情筋を鍛える
歯列矯正中の歯磨きは、思っていた以上に重要なポイントでした
私の場合はワイヤー矯正なので、ワイヤーが邪魔で磨きにくい…。
よく磨いていたつもりでしたが、矯正中に歯肉が炎症を起こして腫れてしまい、矯正装置が取れてしまうというハプニングも発生しました。
現在、歯列矯正のために3種類の歯ブラシを使っています。
- ヘッドが小さくて細い歯ブラシ
- 歯間ブラシ(金属製がいい)
- タフトブラシ(アンカースクリューのケアに)
おすすめのオーラルケアグッズは楽天ルームに載せているので、よかったらご覧ください。
また、表情筋を鍛えるための口周りのトレーニングや、よく噛んで食べることが大切です。
歯列矯正中は噛み合わせが変わったり、痛くて硬いものが食べられないこともあります。
しかし、できるだけ口周りの筋肉を使うことで、表情筋の衰えを予防できます。
筋肉を刺激できるEMS美顔器なども並行して使うことで、より効率アップが期待できます。
歯列矯正でブサイクにならない対策③目立ちにくい矯正を検討
歯列矯正でブサイクにならないための対策の3つ目は、目立ちにくい矯正を検討することです。
私は表側ワイヤー矯正をしていますが、裏側矯正やマウスピース矯正などの目立ちにくい矯正を見ておけばよかったと後悔しています。
表側ワイヤー矯正だと、矯正当初の数か月間、装置で口元がさらに盛り上がって見えるので嫌でした。
外でマスクを外すのが恥ずかしかったので、矯正の種類はよく考えてから決めることをおすすめします。
矯正装置の種類によって、見た目だけでなく、費用や期間といった違いもあるので自分に合ったものを選択しましょう。
長い矯正期間中の過ごし方もよく考えておきたい!
歯列矯正でブサイクにならない対策④相談しやすい矯正歯科を選ぶ
歯列矯正でブサイクにならないための対策の4つ目は、相談しやすい矯正歯科を選ぶことです。
正直、歯列矯正が成功するかは、矯正歯科選びにかかっている!と言っても過言ではないと思います。
私が歯列矯正を始める前にも、たくさんの矯正歯科を見て回りましたが、それぞれ方針も対応も全く違っていました。
ネットでは人気らしい矯正歯科でも、実際にカウンセリングに行ってみると忙しそうで全然会話できなかったり、ということも。
「どう変わりたいのか」
「こんな風になったら困る」
矯正前にこういった要望や不安を事前に相談することで、「ブサイクになってしまった」といった矯正ゴールのすれ違いを防ぐことができます。
歯列矯正で後悔しないためにも、コミュニケーションがしっかりとれる矯正歯科を選ぶことが大切です。
矯正歯科によって治療方針や得意な矯正種類も違うので、いろいろ行ってみるのがおすすめ!
歯列矯正でブサイクになった?よくある質問
歯列矯正でブサイクになるのか、顔の変化についてよくある質問に回答します。
歯列矯正でブサイクになった?まとめ
今回は、歯列矯正でブサイクになったように感じたことのまとめを紹介しました。
抜歯ありの歯列矯正で、約2年経過しましたが、顔の印象はだいぶ変わったように感じます。
長い矯正期間中、「すごくブサイク!」な時期もあれば、「いい感じになってきた!」と感じることもありました。
歯列矯正でブサイクにならないために、重要なのは矯正歯科選び。
万が一のときや、不安がある際に対応してくれる先生だと安心です。
せっかくお金と時間をかけて歯列矯正するのだから美人になりたい!
私の歯列矯正レポについてはこちらの記事で紹介▼
目立ちにくいマウスピース矯正に興味がある方は、以下の記事もご参照ください▼
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