歯列矯正開始から1年経ったあたりから、「頬こけ」を感じるようになってきました。
もともと口ゴボ(口元がもっこり前に出ている)がコンプレックスで始めた歯列矯正ですが、矯正を進めていくと途中で頬がこけて老けて見えるようになりました。
「歯列矯正したら頬がこけないか不安…」
「頬こけの原因は?頬こけしないためにはどうしたらいい?」
「頬こけは治る?」
こんな人に向けて、この記事では私の実体験をもとに頬こけの原因とビフォーアフター、改善方法などをご紹介します。
これから歯列矯正始める人も、事前に知っておきたいことをまとめたので参考になれば嬉しいです。
- 2021年から歯列矯正中の20代都内OL
- ずっと口元の突出(口ゴボ)がコンプレックスだった
- 審美性(見た目の美しさ)を大切にした歯列矯正にこだわる
歯列矯正で頬がこける原因
歯列矯正をすると頬がこけると言われているのには、いくつかの原因が考えられます。
今回実際に私が頬こけした原因として、考えられるのは以下の通りです。
- 抜歯
- 噛む力が落ちた
- 歯ぎしりが減った
- 歯列矯正以外の原因(エラボトックス)
それぞれ解説しています。
歯列矯正で頬がこける原因①抜歯
まず一つ目の頬こけの原因は、たくさん抜歯したことです。
私は口元が前に出ている口ゴボ解消のため、「上下4本+親知らず」の合計8本くらい抜歯しています。
特に変化を感じたのが、親知らずの抜歯後です。
ちょうど歯列矯正開始から1年経ったあたりで最後の親知らずを抜いたのですが、その後から頬こけがより目立つようになりました。
歯列矯正で頬がこける原因②噛む力が落ちた
2つ目の頬こけの原因は、歯列矯正の途中で噛む力が落ちて表情筋が衰えたためです。
歯列矯正中は歯を移動しているので、噛み合わせが良くない時期があります。
そうすると噛む力が落ちて、食事がしづらくて咀嚼回数も減ったように感じました。
実際に、周りの人から「食べるスピードが一時早くなった」と言われました。
歯列矯正で頬がこける原因③歯ぎしりが減った
3つ目の頬こけの原因は、歯ぎしり癖がへったためです。
寝ている間に食いしばりや歯ぎしりをしていることが多いのですが、歯列矯正の途中で歯ぎしりが減ったのを感じました。
最初自分では歯ぎしり癖に気が付いていなかったのですが、パートナーに指摘されて発覚しました。
起きた時に頬が重たく疲労を感じるほどの癖が改善したため、頬の筋肉が減って細くなり、頬がこけたように見えるようになりました。
歯列矯正で頬がこける原因④歯列矯正以外の原因(エラボトックス)
最後に、歯列矯正以外で考えられる原因で、エラボトックスを打ったことがあげられます。
エラボトックスは継続して打っており、効果を感じる期間は回数を重ねるほど長くなっています。
最後の注入から半年以上経って頬こけのピークを迎えたので、直接的な原因ではなく、歯列矯正との併合的な原因だと考えられます。
エラボトックス注入した半年後に親知らずを抜歯しているため、エラの筋肉がかなり落ちました。
【画像】歯列矯正の頬こけビフォーアフター変化
歯列矯正開始前と、開始1年以上経った画像を比べてみました。
ビフォーと比較すると、顔が痩せて頬がこけて見えます。
少し角度付けて見てみると、けっこうゲッソリ感がありますね…。
頬骨が少し目立つようになり、周囲から痩せすぎじゃないかと心配されることもありました。
歯列矯正とエラボトックスの影響で、1年でかなりフェイスラインに変化があって驚きです。
以前は、顔が痩せないことが悩みだったのですが、今ではだいぶ細くなったので、その点良かったです…。
改善方法|歯列矯正中に頬こけが治った?その後の変化
頬こけが目立つようになって、しばらくはあまり変化なかったのですが、矯正開始1年10か月あたりから変化が見られました。
エラの筋肉が張るようになってきて、頬骨が目立ちにくくなってきました。
理由は、食いしばりの癖が復活したことが考えられます。
起床時に歯を食いしばっているので、寝ている間に歯ぎしりなどをしていて頬の筋肉が発達してきています。
なんとこの前なんて、歯ぎしりのしすぎで矯正装置が壊れてしまいました…。(噛む力恐るべし)
なので、頬こけを改善するには、エラの筋肉を使うエクササイズをしたり、よく噛んで食べて表情筋を鍛えたりすることで改善が期待できます。
- よく噛んで食べる
- 顔の筋肉のエクササイズをする
エラの筋肉がこれ以上発達したらまたエラボトックスしようと思ってる!
歯列矯正で老け顔に?ほうれい線が目立つ?
歯列矯正で顔の筋肉が落ちると、ほうれい線も少し目立つようになりました。
通常時には気にならないのですが、横向きで寝た後など、ほうれい線に跡がつくようになりました。
出ていた口元が引っ込んできた影響か、もしくは表情筋が衰えると、顔の皮膚がたるむため、ほうれい線となって表れたのだと考えられます。
その後、ほうれい線は悪化せず、1年以内に改善が見られ気にならなくなりました。
加齢とともにほうれい線は目立ちやすくなってくるので、皮膚の再生能力の高い若いうちに歯列矯正をしておくのが安心だと感じました。
なるだけ早く歯列矯正開始した方がいい…。
歯列矯正で頬こけを避けるために
頬こけやほうれい線の悪化を防ぐためには、最初の矯正歯科選びが大切です。
特に抜歯を伴う歯列矯正では、頬こけなどのリスクが高くなるため、経験豊富な先生を選ぶことが対策に繋がります。
事前の初診では、リスクも含めたデメリット面も説明してくれるかもチェックしておきたいポイントです。
あらかじめ不安なことを相談しておくことで、納得感を持って歯列矯正を進めることができます。
私の場合は同時にエラボトックスもやっていたので、薬剤の注入量を調整したり、こういった美容医療をするタイミングにも注意して施術したいと思います。
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