【画像あり】歯列矯正したら頬がこけました|原因と予防・改善方法

歯列矯正をはじめて想定外の悩みが生じました。
それは、「頬がこけた」という問題です。

この頃は、鏡を見るたびに痩せこけたような顔に戸惑いを感じ、老けた印象になりました。

歯列矯正で頬こけしない?

頬こけの予防法を知りたい。

頬こけって治るの?
どうしたらいいんだろう…。

この記事では、私自身の矯正による頬こけのビフォーアフター変化を、画像付きでレポートします。
頬こけの原因と、頬こけしやすい人の特徴、実際に効果のあった改善策や予防法についてもお伝えします。

この記事を読むことで、頬こけのリスクを回避して、美しい歯並びとバランスの取れた顔を手に入れるためのヒントを得る参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人
  • 2021年から歯列矯正中の20代アラサー
  • 口元の突出(口ゴボ)がコンプレックス
  • 審美性(見た目の美しさ)を大切にした歯列矯正にこだわる
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目次

【画像】歯列矯正による頬こけ変化

歯列矯正後に、頬がこけたと感じる人は少なくありません。
実際に、矯正前と開始から約1年後の顔の変化を比較すると、頬のあたりが痩せたように見えます。

頬こけは、見た目に大きな影響を与えるため、美容面からしたら深刻な問題ですよね。
以下に、実際のビフォーアフター画像を紹介し、顔の変化を確認していきましょう。

hollow-cheeks-before-after
(左)矯正開始前(右)矯正開始約1年3か月

歯列矯正開始前と、頬こけが目立ちやすかった開始1年以上経った画像を比べてみました。
比較すると、顔が痩せて頬こけが目立ちますね。

hollow-cheeks

角度付けて見てみると、かなりゲッソリ感が。
頬骨が少し目立つようになり、周囲から痩せすぎじゃないかと心配されることもありました。

みさと

以前は、顔が痩せないことが悩みだったのですが、だいぶフェイスラインが細くなりました。

歯列矯正で頬がこける原因

では、なぜ歯列矯正をすると頬がこけてしまうのでしょうか?

この現象にはいくつかの理由が考えられます。
頬がこけてしまった原因として、以下の代表的な理由を順に解説します。

歯列矯正による頬こけの原因
  1. 抜歯矯正
  2. 噛む力が落ちた
  3. 歯ぎしりが減った
  4. エラ張りの解消

このあと口の中の写真が出てきます。

歯列矯正での頬こけ原因①抜歯矯正

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左右上下4本の抜歯

まず一つ目の頬こけの原因は、歯列矯正のために抜歯をしたことです。

歯列矯正は、症例によって抜歯をします。
私は口元が前に出ている口ゴボ解消のため、上下4本と親知らず合計8本抜歯していますよ。

抜歯によって、顔の骨格が変わることで頬がこける場合があります。
特に変化を感じたのが、親知らずの抜歯後ですね。

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(左)親知らず抜歯直後の腫れてる状態(右)抜歯1か月後

歯列矯正開始から約1年経った頃、1本目の親知らずを抜いたのですが、そこから頬こけがより目立つようになりました。
奥歯を抜くことで口元が後退し、頬の脂肪が減少してしまうことが一因と考えられます。

みさと

抜歯矯正を考えている人は、頬こけのリスクがあるかも。

歯列矯正での頬こけ原因②噛む力が落ちた

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矯正装置を装着すると、食事中の噛む力が弱くなることがあります。
これは、矯正の痛みや、装置が邪魔をするために噛む動作が制限されるからです。

噛む力が低下すると、顔の表情筋が衰え、頬が痩せたように見えることがあります。

歯列矯正中は歯を移動しているので、噛み合わせが良くない時期もあります。

みさと

噛む力が落ちて、食事がしづらくて咀嚼回数も減ったように感じました。

実際に、周りの人から「食べるスピードが早くなった」と言われることも。

歯列矯正での頬こけ原因③歯ぎしりが減った

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歯ぎしりは無意識に行われる筋肉の運動であり、顔全体の筋肉を活性化させます。

しかし、歯列矯正によって歯ぎしりが減少する場合があります。
この結果、顔の筋肉が使われなくなり、頬の部分がこけてしまうことがあります。

私は寝ている間に食いしばりや歯ぎしりをしていることが多いのですが、歯列矯正の途中で歯ぎしりが減ったのを感じました。

みさと

もともと自分では歯ぎしりに気が付いていなかったのですが、パートナーに指摘されて発覚。

歯ぎしり癖が改善して、頬の筋肉が減って、頬がこけたように見えるようになりましたよ。

歯列矯正での頬こけ原因④エラ張りの解消

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矯正前のエラ張り

頬こけの原因として、歯列矯正により、エラ張りが解消されることがあげられます。
これは、顎の筋肉が緩和されることで顔の輪郭が変わるためです。

しかし、エラ張りが緩和されることで頬がこけたように見えることがあり、顔全体のバランスが崩れることがあります。

私は歯列矯正の他、エラボトックスをしています。
ボトックス注入から半年以上経って頬こけがピークを迎えたので、直接的な原因というより、歯列矯正との併合的な原因だと考えられます。

エラボトックスの半年後に親知らずを抜歯しているため、相乗効果でエラの筋肉が落ちましたよ。

関連記事:エラボトックスの体験レポ

歯列矯正で頬こけしやすい人の特徴

全ての人が歯列矯正で頬がこけるわけではありません。

以下のような特定の特徴を持つ人が、より頬こけしやすい傾向にあります。

歯列矯正で頬がこけやすい人
  • 頬骨が出ている
  • エラの筋肉が発達している
  • 頬こけしやすい年齢

頬骨が出ている

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頬骨がもともと高く出ている人は、矯正によって口元が引っ込むことで、頬がこけたように見えることがあります。

頬骨の高さが強調されるため、顔の痩せた印象が強まることが多いです。

みさと

私は頬骨が少し出ているので、頬こけが目立ちやすいタイプ。

エラの筋肉が発達している

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エラの筋肉が発達している人は、歯列矯正でエラの張りが解消されることで、頬がこけたように見えることがありますよ。

エラが小さくなることで顔全体のバランスが変わり、頬の部分が相対的に凹んで見えます

私はもともとエラの筋肉が人より発達しているため、筋肉衰退によってフェイスラインに変化が出やすいです。

頬こけやすい年齢

aging

年齢が上がるとともに、肌の弾力が低下しやすくなります。
特に、30代以降は、加齢とともに顔の脂肪や筋肉が減少しやすく、頬がこけたように見える傾向があります。

このため、年齢とともに頬こけが進行しやすくなります。

歯列矯正は時間のかかるものなので、加齢による変化と相まって、顔の印象が変わったように感じやすいですよ。

みさと

もしかしたら頬こけは歯列矯正による影響ではなく、加齢による可能性も。

歯列矯正による顔の変化リスク

歯列矯正には、美しい歯並びを手に入れるという大きなメリットがある一方で、顔全体に影響を与えるリスクも存在します。

顔全体の老け見え

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(左)矯正開始前(右)矯正開始約1年3か月

歯列矯正によって頬がこけると、顔全体が痩せたように見えるため、実年齢よりも老けて見られることがあります。

特に、口元のボリュームが減少すると、ほうれい線が目立ちやすくなり、老化が強調されることがありますよ。

頬こけがピークだった時期は、ほうれい線も気になっていました。
口元が引っ込んできて、表情筋も衰えた影響で、ほうれい線が目立ったのだと考えられます。
そもそも、加齢とともにほうれい線は目立ちやすくなります。

その後は、ほうれい線は悪化せず、1年以内に改善が見られ気にならなくなりましたよ。

みさと

皮膚の再生能力の高いうちに、矯正しておくのが安心ですね。

関連記事:歯列矯正でブサイクになった?

頬こけ以外の顔つきの変化

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ガミースマイル改善の治療

頬こけ以外にも、歯列矯正によって顔の印象が変化することがあります。

私の場合、矯正中に一時的に鼻の下が伸びたり、ガミースマイルが悪化したことがありました。

もともと口元が前に出ていたので、正面から見たときに鼻の下の人中が短く見えていました。

ガミースマイルは、現在、歯列矯正でアンカースクリュー(矯正用のネジ)を使って、上に引き上げて治療中です。

関連記事:歯列矯正は鼻の下が伸びる

関連記事:歯列矯正でガミースマイル悪化

歯列矯正によってどんな風に顔が変化するかわからないので、不安がありますよね。
私は、一番のコンプレックスだった口ゴボが改善できたので、やって良かったと思います。

まずは矯正開始前に、医師とゴールをちゃんとすり合わせて、シミュレーションやリスクも説明してもらうことが大事ですよ。

歯列矯正による頬こけを予防するには

歯列矯正をはじめたいけど、頬はこけたくない!

と心配な人も多いはず。
頬こけを防ぐためには、以下の方法が有効です。

歯列矯正による頬こけの予防法
  • 表情筋のエクササイズ
  • 食生活の改善
  • 医師選びの重要性

矯正中や矯正後にこれらの対策を実施することで、頬こけを最小限に抑えることができますよ。

頬こけ予防①表情筋のエクササイズ

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顔の筋肉を鍛えることで、頬こけを予防することができます。

例えば、顔の表情筋を鍛えるエクササイズを日常的に取り入れることで、筋肉を維持し、頬のたるみを防ぐことができますよ。

歯列矯正中は、口周りの筋肉が衰えやすいので、意識してエクササイズするようにしましょう。

頬こけ予防②食生活の改善

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食事では、口周りの筋肉を使うことができます。

歯列矯正中は食事がしにくいのですが、なるべくよく噛んで食べることが大切ですよ。
矯正治療が終わったあとも、頬こけが気になる場合にも効果的です。

咀嚼回数を増やしたり、ガムをよく噛むトレーニングも有効ですね。

頬こけ予防③医師選びの重要性

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歯列矯正を行う医師の選び方も重要です。

経験豊富な医師に相談することで、頬こけリスクを最小限に抑える施術を提案してもらえる可能性が高くなります。

丁寧なカウンセリングで、顔のバランスや審美性も大切にした、適切な矯正プランを立ててくれる医師を選ぶことで、頬こけのリスクも低くできますよ。

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歯列矯正による頬こけを改善できた方法

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(左)矯正開始約1年3か月(右)開始1年10か月

頬こけが目立つようになってからしばらくして、矯正開始1年10か月あたりから顔に変化が見られましたよ。

かみ合わせが改善するとともに、エラの筋肉が張るようになってきて、頬骨が目立ちにくくなってきました。
理由は、食いしばりの癖が復活したためだと考えられます。

寝ている間に歯ぎしりが増え、頬の筋肉が発達してきています。
なんと、歯ぎしりをしすぎて、矯正装置までもを壊す勢いです…。

結果的に、頬こけを改善するには、エラの筋肉を使うエクササイズしたり、よく噛んで食べて表情筋を鍛えることで改善できるとわかりましたよ。

  • よく噛んで食べる
  • 顔の筋肉のエクササイズをする
みさと

エラ張りがまた強くなってきたので、エラボトックスも再開します!

関連記事:エラボトックスおすすめクリニック

歯列矯正による頬こけ回避には矯正歯科選びが重要!

歯列矯正による頬こけを避けるためには、最初の矯正歯科選びが一番大切です。

特に抜歯を伴う歯列矯正では、頬こけなどのリスクが高くなるため、経験豊富な先生を選ぶことが対策に繋がりますよ。

事前にしっかりとカウンセリングを受け、顔全体のバランスを考慮した治療計画を立てることで、頬こけのリスクを回避することができます。

みさと

あらかじめ不安やリスクを相談しておくことで、納得感を持って矯正を始められます!

このように、歯列矯正による頬こけは予防・改善が可能です。
しっかりと対策を講じながら、美しい歯並びとバランスの取れた顔を手に入れましょう。

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この記事を書いた人

《顔面コンプレックスを改善する20代アラサー》
美容医療や歯列矯正の力で「エラ張り」や「口ゴボ」を改善し、美しいお顔を手に入れるために奮闘する体験記。
実体験や口コミをもとに、小顔や美肌などのリアルな美容情報を更新しています。
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