エラボトックス治療を考えている場合は、前もってリスクを知っておく必要があります。
私は初めて受けたエラボトックスで失敗しました。期待が大きかっただけに、やっぱりショックが大きかったです。
エラボトックスは美容医療の中でも人気が高く、ダウンタイムもほぼなく、比較的簡易にできることからやっている人も多い施術です。
しかし、エラボトックスは複雑な顔の筋肉に打つため、失敗するとさまざまなリスクが起こり得ます。
「エラボトックスが気になるけど失敗が怖い」
「どんなリスクがあるのか知っておきたい」
「なるべく失敗は避けたい」
こんな悩みのある人に読んでもらいたい内容をまとめました。
私が実際にエラボトックスで失敗した体験をもとに、失敗するとどうなるのか、どんなリスクがあるのか、気を付けておきたいことポイントを解説していきます。
・現在25歳、ふつうの都内OL
・23歳で人生初の美容医療(ボトックス注射)に行くが失敗
・小顔のために50万円以上つぎこんできた(例:小顔矯正、美顔器、エステマッサージ、ボトックスなど)
・現在ボトックス注射は4回施術経験
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エラボトックス注射の基礎知識

エラ張りの原因は、咬筋という筋肉の発達によるものが多く、エラの張った顔の横幅を小さくして、フェイスラインを整える目的でボトックス注射が行われます。
ボトックスは、ボツリヌス菌の作り出す毒素を少量含んだ薬剤に筋弛緩作用があり、筋肉に注入することで動きを抑制することがきます。ボトックス治療は医療目的でも様々活用されています。
2002年にアメリカのアラガン社の「ボトックスビスタ」が眉間のしわ治療として国に承認されて以来、世界に大きく普及しており、治療件数は年々増加傾向にあります。
エラ張りの原因となっている筋肉にボトックス(ボツリヌストキシン)を注射することで筋肉を萎縮させ、スッキリとした小顔になります。エラ小顔注射は切開不要のためダウンタイムが短く、手軽に小顔効果を実感できる施術です。
東京中央美容外科
ボトックスの効果は徐々に表れ、3か月目以降から緩やかに戻っていくので、周囲に気づかれにくかったですし、ずっと打たないでいると元に戻っていきます。目安4、5か月おきに打つことで、効果を長く持たせることが期待できます。

私の場合は、最初のエラボトックスでは4ヶ月目前後がピークで、その後徐々に元に戻っていきました
ただ、表情筋は複雑に作用して働いており、咬筋は浅層、中間層、深層の3層にわかれているため、綺麗に効かせるのが難しい施術ではあります。そのためさまざまなリスクがあります。
エラボトックスの失敗談と画像
エラボトックスを打つか迷ってる人は、失敗するのではないかという不安があるかと思います。私も初めてエラボトックスを打つ前は「顔が変になったらどうしよう…」とものすごく不安でした。
美容医療の中ではメスも使わず比較的簡易な施術ではあるものの、顔に打つとなると失敗は避けたいものです。
エラボトックスの失敗画像
私は実際に一番最初に打ったエラボトックスで失敗を経験しています。
打ってから数週間後、ボトックスの効き具合のバランスが悪く、効かなかった部分がポコッとやや目立ってしまいました。これは、ボトックスが筋肉の深い層と浅い層の双方にバランスよく効いていない証拠です。




わかりやすい写真がなくてすいません!上はボトックスを打ってから1週間~3か月の写真です。
少しエラのところがボコってしてしまっているのわかりますか?
確かに細くはなるけど、あまりフェイスラインが綺麗とは言えないですよね。
グッと歯を食いしばって噛みしめるともっと顕著で、明らかに不自然な形に筋肉が盛り上がります。



普通にしていたら目立たないけど、食事とかで嚙みしめた時に周囲に変に思われないか不安だった。。
私がエラボトックスで失敗した原因




私が失敗した、エラの一部が膨らんで見えてしまう現象は、ボトックス注射をしてから1種間以内に起こりうるとされています。
この現象はパラドキシカルバルジング(Paradoxical Bulging )と呼ばれ、直訳すると「逆説的なふくらみ」となります。
エラの筋肉、咬筋には3層(浅層・中間層、深層)あり、これらに均等に薬剤が浸透しないと、ボトックスの効いていない箇所の筋肉が過剰に運動してしまいボコッと盛り上がってしまうのです。
起こる可能性としては、医師のスキルはもちろん、この現象が起こるかどうかは個人差もあります。



パラドキシカルバルジング現象(エラの一部分だけの隆起)が起こってしまったら?
エラボトックスを打った後、このエラの筋肉(咬筋)がボコッとする、パラドキシカルバルジング現象が起こってしまった場合、一般的には特別な処置をしなくても1週間以内に消退する可能性があります。慌てて追加注入せずとも、ボトックスの拡散を待ってみることがおすすめされています。
しかし、咬筋の隆起が数週間以上続く場合、さらにはどんどん悪化していく場合には、追加でボトックス注入してもらえないかクリニックと相談になります。
エラボトックス失敗後の変化画像
私の場合、徐々に目立たなくなり、最終的にはなくなりました。しかし、初回に行ったクリニックでは特にアフターフォローもなかったので、だれかに相談する機会がなかったのが不安でした。
もともとクリニックには少し不信感もあったので、別のところで再診してもらおうと思い、いろいろリサーチして今のクリニックにたどり着きました。
結局のところ、クリニック選び、医師選びが一番重要です。
エラの咬筋が元に戻ったころ、新しいクリニックでボトックス注射をしてもらった結果、かなり綺麗に変化が出ました!
今では、そのクリニックで合計3回、半年に1回程度の頻度で打ちましたが、かなりフェイスラインが変わったので、本当にやってよかったです。




私が今実際に通っている都内クリニックの詳細はNoteで紹介しています。
このクリニックは都内1店舗しかなく、今でも予約で埋まりやすいのでむやみに広めたくないことから、購入者限定の有料コンテンツにしています。本気でクリニック選びやエラボトックスに悩んでいる人だけ購入してください。
エラボトックスで起こり得る失敗事例・画像
エラボトックスはダウンタイムもほぼなく、比較的簡易な施術とされていますが、もちろんリスクはあります。
エラボトックス注射後に起こる可能性のあるリスクについて、書籍『ボツリヌストキシンはこう使う! ―ボツリヌストキシン治療を中心としたコンビネーション治療のコツー(PEPARS)』をもとに、実際の失敗事例と一緒にご紹介します。
①笑顔が作りにくくなる・・・笑うための筋肉は咬筋に近く、過剰注入や注入箇所によって起こりうる
②たるみ・・・筋肉が減った分、皮膚がたるむことがある
③頬コケ・・・注入量が多い、注入位置が高すぎると生じる場合がある
④口を開けにくくなる・・・口を開ける筋肉に浸透して稀に起こりうる
⑤エラの一部が変に膨らむ・・・効きムラがあると、咬筋の一部が異常に運動してボコッと出て見える(私の失敗はこれでした)
笑顔が作りにくくなる
口角を上げるための筋肉、笑筋にボトックスが拡散してしまうと、笑いにくくなってしまうことがあります。
下の図を見てもらうとわかるように、エラの咬筋と笑筋は付着しているので、ボトックスを打つ位置が適切でない場合や、注入量が多いと起こりやすくなります。


このリスクを避けるには、打っても安全な場所に注入する必要があります。
実績がしっかりとあるドクターを選ぶようにしましょう。
皮膚のたるみ


ボトックスの効果で、咬筋のボリュームが減ることで、余った皮膚がたるんでしまうことがあります。年齢と重ねてからいきなり打つとたるみやすいといいます。
一度に大量のボトックスを注入するのではなく、少量を数回に分けて施術することで、ゆっくりと咬筋のボリュームを減らしていくことで、皮膚がそれに合わせて収縮することができます(皮膚収縮能力)。
たるみの改善策としては、医療用ハイフや、糸リフト、ヒアルロン酸注入によるリフトアップといった施術を活用できます。



私も皮膚のたるみを少し感じた。自宅でヤーマンのEMS(電気刺激)美顔器使っていたら改善したよ。


頬がコケる
エラボトックスの使用量が多い場合や、注入箇所が高すぎると頬がこけて見える可能があります。
私は頬骨が目立ちやすいタイプだったので、「上の方には入れないでおきましょう」とドクターに言われました。
それでも以前よりは頬骨が目立つようになったので、元々の骨格によって、筋肉量が減るとホネボネしさが表れやすくなることがあります。
ふっくらと丸みを帯びたフェイスラインがいい人は事前にドクターに相談しておきましょう。
口を開けにくくなる


開口障害(口が開けにくくなる)は、咬筋よりも深くに位置する、外側翼突筋にボトックスが浸透してしまうことが原因で起こります。
外側翼突筋は咀嚼するための筋肉のひとつで、口を開ける動きをするため、ここにまでボトックスが浸透してしまうと口が開けにになります。
注入する位置が高すぎる、そして深すぎるとこのリスクが起こることがあります。
エラの一部が変に膨らむ
ボトックスが咬筋に均等に浸透しなかった場合、咬筋の一部が異常に運動して発達することで、ボコッと盛り上がってしまいます。この現状はパラドキシカルバルジング(Paradoxical Bulging )と呼ばれ、直訳すると「逆説的なふくらみ」となります。
前の章でご紹介した私の失敗はこれが原因です。
普通にしているとそこまで目立つことはないのですが、食事中、咀嚼するときなど、噛みしめる動きをするとわかりやすく突起します。
エラボトックスで失敗しないためには
エラボトックスで失敗を避けるためには、
- 過剰に注入しない
- 安全な薬剤が使用されているかHPを確認する
- 実績のあるクリニック・ドクターを選ぶ
- カウンセリングが丁寧かどうか
これらをチェックしておくことが大切です。
カウンセリングでは、相談してみて「ちゃんと一人一人に丁寧な診察をしているか」「アフターフォローも安心できるか」をよく見てみます。
実際に、クリニックによって対応の差は大きいと感じています。
最初に行ったクリニックは最大手クリニックでしたが、印象としては人数を多く回すのに必死な感じで、初めてのボトックス注射なのにすごく不安がありました。そのため、2回目はたくさん調べてから安心できそうなところを探してから行くようにしました。
美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー


最後に
初めてエラボトックスを打つ前は、本当に不安でした。
そして失敗を経験して、もっとちゃんと調べておけばよかったと後悔したので、これからエラボトックスを打つ人は、事前にリスクを知ってもらい、失敗しないようにしっかりとクリニック選びを見極めてほしいと思っています。
ただ単に施術をするだけでなく、ちゃんと自分の不安や悩みにも寄り添ってくれるクリニックに出会うことがまずは一番大事にしてほしいです。
人によって筋肉の付き方は違うため、効果やボトックスの打ち方も異なります。
「私みたいにエラボトックスを打ってガッカリしてほしくない」と思うので、一人ひとりに向き合ってくれるクリニックなのかを判断してから、ボトックス注射をするか決めることをオススメします。
私が行っているクリニック名と、エラボトックス体験談の全貌はNoteにまとめています。
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