口ゴボ改善のために歯列矯正をしたいと思ったとき、費用がかかってしまうことが不安でした。
同じよう「矯正は高額で自分には手が届かない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に私が口ゴボ矯正でかかった費用と内訳を詳しく解説し、矯正方法別に適応症例と料金を比較します。
この記事を読むことで、自分に最適な矯正方法とその費用感を把握し、自分に合った矯正方法や矯正歯科を選ぶための参考にしてくださいね。
ぜひ一緒に歯列矯正で口ゴボを改善し、美しい口元を手に入れましょう♪
- 2021年から歯列矯正中の20代アラサー
- 口元の突出(口ゴボ)がコンプレックス
- 審美性(見た目の美しさ)を大切にした歯列矯正にこだわる
私が口ゴボの歯列矯正でかかった費用
私の口ゴボの歯列矯正によるビフォーアフター変化と、かかった費用の詳細について紹介します。
私の口ゴボ症状と歯列矯正による変化
現在、歯列矯正を開始して約2年9ヶ月が経ち、口ゴボがだいぶ改善しましたよ。
親知らずを含めて8本抜歯しており、ワイヤー矯正によって口元を引っ込めました。
具体的な経過や写真については、こちらの記事で体験談を紹介しています。
トータル矯正費用と具体的な料金内訳
私が受けた口ゴボの矯正治療には、以下のような費用がかかりました。
表側ワイヤー矯正で、矯正期間は30ヶ月(前後12ヶ月)が目安です。
- 矯正治療固定費
ワイヤー矯正(表側):約70万円 - バンド
奥歯に装着する装置で、約5,000円 - 矯正抜歯
親知らずと、横の歯を上下左右抜歯で、約30,000円×8本 - 調整費用
矯正中の定期的な調整で、月々10,000円 - アンカースクリュー
ガミースマイル治療も追加、44,000円×4本 - リテーナー(後戻り防止装置)
治療後の保定装置費用、約10万円 - 保定観察料
3ヶ月に1度、約8,000円
トータルで見ると、私の場合の歯列矯正費用は約140万円となりました。
意外と、追加費用や毎月の調整費が負担に。
YouTube動画では、各項目の詳細も含めて詳しく解説しています。⇓
口ゴボの矯正方法別の比較
口ゴボ改善のための歯列矯正には、ワイヤー矯正、マウスピース矯正、外科矯正の主に3種類があります。
3種類の特徴を比較して、以下にまとめました。
ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 | 外科矯正 | |
---|---|---|---|
目安期間 | 1~3年 | 3ヶ月~2年 | 2~3年 |
費用相場 | 60~170万円 | 10~130万円 | 150~300万円 |
メリット | 幅広い症例に対応 | ・目立ちにくい ・取り外し可能 ・ホワイトニング可能 | 口元が劇的に変化する |
デメリット | ・目立ちやすい ・滑舌に影響 | ・自己管理が必要 ・対応できない症例もある | ・手術リスクやダウンタイム ・費用と時間がかかる |
矯正の種類によって、適応症例や費用が異なりますよ。
それぞれ解説していきます。
ワイヤー矯正(表側・裏側)
歯列矯正の中でも、最もオーソドックスな治療方法です。
適応症例が幅広く、多くの人に選ばれる一方、矯正中の目立ちやすさがデメリットですね。
費用と期間
ワイヤー矯正には、表側に装置を付ける表側ワイヤー矯正と、舌側に付ける裏側ワイヤー矯正があります。
それぞれ一般的な費用と期間は以下の通りです。
- 表側ワイヤー矯正:費用は約60万円~150万円。治療期間は約1年〜3年。
- 裏側ワイヤー矯正:費用は約100万円~170万円。治療期間は約2〜3年。
裏側矯正の方がお金も時間もかかる傾向にあります。
出っ歯などで前歯だけを治療したい場合は、部分矯正で費用50万円以下、期間1年以内にできる場合がありますよ。
適応症例とケース
ワイヤー矯正は、適応範囲が広く、重度の口ゴボにも対応できる可能性が高いです。
症状の難易度が高い人や、できるだけ口元を引っ込めたい人におすすめですよ。
私のように、もともと歯並びはいいけど、口ゴボが気になる人は、抜歯矯正で大きく改善できるかもしれません。
ここでは、表側ワイヤー、抜歯ありの矯正をしている私の症例写真を紹介します。⇓
矯正によって、歯列がコンパクトになり、顎に小さく収まっているのがわかります。
アンカースクリュー(矯正用ネジ)矯正も併用し、精密かつ強力に歯を動かすことができますよ。
関連記事:アンカースクリュー矯正の効果とリスク
マウスピース矯正
目立ちにくい歯列矯正として、人気の高いマウスピース矯正でも、症例によって口ゴボの改善は可能ですよ。
目立たず、取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすいのが特徴です。
費用と期間
マウスピース矯正の一般的な費用と期間は以下の通りです。
- 費用:約10万円〜130万円
- 期間:約3ヶ月〜2年
マウスピース矯正では、出っ歯を治すだけなど、軽い口ゴボであれば比較的リーズナブルな価格で受けられるところもあります。
適応症例とケース
マウスピース矯正は、軽度から中度の口ゴボに適しています。
ただし、複雑な歯並びには対応が難しい場合があります。
マウスピース矯正は一般的には部分矯正のみのことが多いですが、ブランドによっては奥歯からの全顎矯正が可能なところもありますよ。
以下の事例は、全顎矯正に対応しているウィスマイル矯正の口ゴボ症例写真です。
マウスピース矯正であっても、しっかり口ゴボを改善することができるのがわかります。
関連記事:ウィスマイル矯正の口コミ評判
マウスピース矯正のブランドごとの適応範囲や費用の違いについては、こちらの記事でまとめて解説していますよ。
外科矯正
口ゴボが骨格的な要因が大きい場合、手術を伴う外科矯正が必要な場合もあります。
外科矯正では、口元の劇的な改善が見込める一方で、手術のリスクもあるため、慎重に検討する必要がありますよ。
費用と期間
外科矯正でかかる費用と期間には、外科手術と歯列矯正の両方が含まれます。
- 費用:約150万円〜300万円(手術費用含む)
- 期間:約2年〜3年
手術だけでなく、前後には歯並びを整えるための歯列矯正も必要です。
手術後はダウンタイム期間があり、1種間程度の入院が必要なため、仕事や学校の日程についても調整が必要ですよ。
適応症例とケース
外科矯正は、歯列矯正のみでは治療できない口ゴボや、顎の骨に要因がある場合に適用されます。
以下の症例写真のように、外科手術と歯列矯正を組み合わせることで、骨格からの改善が可能です。
私の場合でも、クリニックによっては外科矯正を勧められることもありました。
根本的な改善が期待できますが、手術を伴うため、入院やリハビリが必要になることがあり、医師とよく相談して決めることが大切ですよ。
矯正費用を抑える方法
歯列矯正は大きな金額がかかるため、なかなか手が出しずらいですよね。
口ゴボの矯正費用を抑えるためには、以下のポイントがあります。
- トータルフィー制度で追加費用をなくす
- 分割払いやデンタルローンなど無理のない支払方法
- 医療費控除の可能性
- 非抜歯矯正の適応を確認
トータルフィー制度で追加費用をなくす
矯正費用はクリニックによって大きく異なります。
私の通う矯正歯科は、調整費用やアンカースクリュー治療などの費用は、追加で支払う必要がありました。
毎回の料金負担が重く、トータルで計算したときの費用が予想よりも増えてしまいます。
矯正歯科によって、トータルフィー制度を採用しており、治療にかかる全ての費用が含まれています。
これにより、追加費用が発生する心配がなく、安心して治療を受けることができますよ。
見積もり時に、どの項目が含まれているかを確認しておくことが重要です。
分割払いやデンタルローンなど無理のない支払方法
矯正治療は高額なため、分割払いを利用することで、契約時の負担が減り、矯正へのハードルを下げられますよ。
デンタルローンが利用できる場合は、低金利での分割払いが可能です。
各矯正歯科の支払いプランを比較し、無理のない範囲で、自分に合った方法を選びましょう。
医療費控除の可能性
矯正治療費用は、医療費控除の対象となる場合があります。
確定申告で医療費控除を申請することで、税金が軽減される可能性があり、実質の矯正費用を安くすることができますよ。
カウンセリング時に、医療費控除適応だと教えてくれるクリニックもありましたよ。
公式サイトでチェックするか、カウンセリン時に適応可能かどうか確認しておくとよいでしょう。
非抜歯矯正の適応を確認
口ゴボの歯列矯正では、抜歯矯正が推奨されることが多いですが、症状によっては、抜歯をしなくても改善できるケースがあります。
すきっ歯など歯を動かすスペースがある場合や、出っ歯で歯の角度を整えるだけで改善できる場合には、抜歯をしなくても口ゴボの改善が可能です。
歯を動かすスペースがないのに、非抜歯で無理やり矯正すると、口ゴボが悪化することも。
抜歯の有無や、治療計画は、最初に矯正医とよく相談することが大切ですよ。
口ゴボの歯列矯正費用に関するよくある質問
口ゴボの歯列矯正費用に関する、よくある質問を解説していきます。
口ゴボの歯列矯正は保険適用になる?
口ゴボの矯正治療は、一般的に保険適用外です。
しかし、重度の顎の骨の異常や、外科矯正が必要な場合には、一部保険が適用されることもあります。
自分の症状が保険適応になるのかどうか、治療を受けるクリニックに確認してみましょう。
美容医療での口ゴボの改善方法と費用は?
美容医療では、口ゴボを改善するためにヒアルロン酸注入や、セットバック
注入治療であれば、顎ボトックス
費用は数千円~10万円程度で、クリニックによって安く受けられ、比較的簡易的な施術となります。
骨切りとなるセットバックの場合、外科手術となるため、費用もリスクも大きく、相場は100万円以上かかります。
美容クリニックではかみ合わせなど健康面が考慮されない場合もあるため、矯正歯科による外科矯正の方がおすすめ。
部分矯正でも口ゴボは改善できるの?
部分矯正では、特定の歯や部分の歯並びを改善することができますが、奥歯からの全体の改善には限界があります。
口ゴボの原因が全体的な歯列による場合、全面的な矯正治療が必要です。
非抜歯矯正だと口ゴボが悪化する?
非抜歯矯正は、歯を抜かずに矯正する方法ですが、場合によっては歯並びが悪化することがあります。
歯を動かすスペースがないと、歯が前に出てしまうことがあります。
以下のケースであれば、非抜歯矯正でも適応できることがありますよ。
- すきっ歯で歯を動かすスペースがある
- 前歯部分の角度を改善するだけで口ゴボが改善可能
口ゴボが進行するリスクを避けるためには、適切な診断と治療計画が必要です。
歯並びの良い口ゴボは矯正で改善できる?
私の場合、もともと歯並び自体は問題なく、そのため歯列矯正をすることに少し抵抗がありました。
実際に歯列矯正をしたところ、口元を全体的に引っ込めることができ、口ゴボを改善することができましたよ。
骨格の問題だと外科矯正を勧められたこともありましたが、結果的に歯列矯正だけで十分な効果を感じています。
まずは矯正歯科で相談し、それぞれに最適な治療法を見つけることが重要です。
口ゴボは自力で治せる?
口ゴボ改善方法に、マッサージや、舌を正しい位置にするなど、歯列矯正以外の方法も見られます。
私も矯正前に自力でいろいろ実践してみましたが、結局大きな改善はできませんでした。
軽度の口ゴボや、口ゴボの予防には有効かもしれませんが、口ゴボの根本的な改善には専門的な治療が必要です。
自力で治すことは難しく、矯正治療や外科矯正など、適切な治療を受けることが推奨されます。
口ゴボの歯列矯正費用に関するまとめ
口ゴボの歯列矯正には、私の場合、30ヶ月の治療期間でトータル約140万円かかりました。
口ゴボの改善には、矯正の種類や矯正歯科によって、適応症例や費用、支払方法が異なります。
矯正治療を検討している方は、自分の症例や予算に合った矯正歯科を選ぶことが重要ですよ。
各矯正方法の特徴や費用を理解し、矯正医と最適な治療プランを相談しましょう。
口ゴボの改善には時間とコストがかかる場合がありますが、矯正によって得られる美しい口元やメリット、その投資に見合う価値があります。
自分に合った治療法を見つけ、自信の持てる口元を手に入れましょう!
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