アンカースクリューが取れて打ち直しになってしまいました。
その時の再手術の様子と、注意点についてまとめています。
打ち直しになって、「手術への再びの恐怖」や、「矯正スケジュールが遅れる不安」、そして「またまた取れて打ち直しにならないかといった懸念」もあります。。
今回の記事では、打ち直し当日の流れから、注意点や取れにくくする対策についてお話します。
同じように矯正で不安がある人の参考になれば嬉しいです。
アンカースクリュー打ち直しになった理由
私がアンカースクリューを打って約1週間後に1本抜け落ち、さらにもう1本は腫れていたので歯科医院で抜きました。
頑張って(精神的に)打ち込んだのに、打ち直しになったのはショックでした。。
その時の様子は前回の記事で紹介しています
抜けてしまった原因は担当医によると、「骨が薄く柔らかいため安定しなかった」とのことです。
特に女性や若い年齢の人は骨が柔らかく、アンカースクリューが緩みやすくなってしまうようです。
また、腫れるのは炎症を起こしているため、うがいや優しいブラッシングで清潔に保つことが大事です。
アンカースクリュー打ち直し当日の流れ
アンカースクリュー打ち直し当日
表面麻酔をして2分置いたのち、左右同時に注射麻酔をして4分待ちます。
場所を確認し、刺しても痛くないかチェックします。麻酔が効いていることを確認したら、左右それぞれアンカースクリューを打ち込んでいきます。ドリルのようなものでギュイーンと穴をあけ、ネジをキュッキュッと回しねじ込んでいる感じでした。(音が怖い)
アンカースクリューを打ち込んだ位置が骨に接触していないかなどをチェックしました。
前回はやらなかったのですが、ネジが舌に引っかかって気になる場合はゴムを付けてくれます。
歯を引っ張るためのゴムではなく、ただアンカースクリューに巻き付けるだけのゴムです。
引っかかる感触が和らぐので、前回もやればよかったと後悔。
基本的に1回目と同じ流れで進め、所要時間は全部で30分くらいでした。
変わったことは、打つ場所とゴムかけをしたことです。
アンカースクリューの場所は、前回より1つ前の歯の隙間に打ちました。
理由は、「手前の方が骨が薄くないため安定しやすい」と判断されたためです。
穴を開けた傷口はほぼ治っているようなのですが、場所によっても骨の薄さが違ってくるようです。
また、ゴムを付けたことで舌への引っ掛かりが低減されました。
前回は食事をするのも難しいくらい、舌に当たって痛かったので、今回はゴムを付けてもらいました。
個人的には前と全然違って痛くなくなったので、ゴムは付けることをオススメします。。
アンカースクリュー打ち直し手術の痛みや1回目との違い
1回目と変わったことはこちら
- 打つ場所を変更したこと
- ゴムかけをしたこと
これによって、舌に当たるのが気になりにくい場所になったのと、ゴムかけをして舌に引っかかりにくくなったので、前回より痛みが改善されました!
手術の痛みや所要時間、大まかな流れは変わりありませんでした。
痛いのは麻酔の注射くらいで、あとは痛み自体はほぼないのですが、音が怖い。
ギュイーンってドリル?で穴開けて、そこにネジをキュッキュッって回しながらねじ込む音がわりと大きくて響く、、。
私は迷走神経反射を起こしやすい人なので、血の気が引くような感覚はありました。(泣)
所要時間短いからまだ良かったけど、もうやりたくはない…
手術後は、顎や歯に圧迫感があるような痛みや、矯正の調整時のように歯が動いてる?ような痛みがありました。
現在アンカースクリュー入れて2日目ですが、歯が動くような痛みで食事がしづらくて困りました。(ネジ自体は気になりません)
アンカースクリュー打ち直しの疑問・注意点
追加料金はかかる?
私の行ってる歯科医院の場合は、最初に払ったアンカースクリュー料金に、手術料金・再手術料金(取れた場合何度でも)・撤去料金(矯正完了時)が含まれています。
そのため、今回の支払いはありませんでした。
クリニックによっても違うことがあるので、料金設定はチェックしておくとよいでしょう。
取れてから打ち直しまでの期間
アンカースクリューが外れてから再手術するまでには1か月以上かかりました。
私の場合は、1本取れて病院にいったら、もう片方も腫れていて取ることになったので、またそこから傷口がふさがるまでの1か月後に再手術ということになりました。
本来なら、今ごろゴムかけをして歯を後ろに引っ張る段階に入っていたのに…と思うと、タイムロスでちょっと悔しい感じがします。
骨の問題なので仕方のないことではありますね。。
食事の制限は?
アンカースクリュー中の食事制限は前回と同様、特にありません。
担当医にも「普段通りの食事で問題ないです」と言われました。
ただ、最初アンカースクリューが安定するまでは、粘着質なものや硬いものなどは控えた方が無難だと思います。
麻酔直後は口の中が鈍感なので、特に熱いものは避けて、なるべく時間を空けてから食べるようにした方がよさそうです。
私は直後にはアイスコーヒーを飲んで、2時間後くらいに普通にサラダとパスタ食べてました。(むしろ時間が経つにつれて歯が動くような痛みが出てきて食べるの辛くなったので、早めに食べて良かったかも)
特に問題なく、むしろ前回より快適に食べれたので嬉しかったです!
また取れるリスクはある?
またアンカースクリューが取れて打ち直しする可能性は、やっぱりあるようです。。
「腫れたらまた連絡してください」と言われました。
骨が安定しなかったり、雑菌等で炎症を起こすとまた取れることがあります。
アンカースクリュー打ち直しにならないよう普段からできること
アンカースクリューの打ち直しはもうやりたくない。。
痛いし、怖いし、なにより矯正スケジュールが遅れるのが嫌だ、、!
ということで、アンカースクリューが取れないようにするために普段からできることは?
それは口腔内を清潔に保つことです。
骨の問題はどうしようもできないですが、口腔内、特にアンカースクリュー周りを清潔にして炎症を起こさないように気を付けることが大切です。
清潔に保つために注意してほしいことはこちら▼
- アンカースクリュー周りを優しくブラッシングする
- アンカースクリューを舌でいじらない
アンカースクリュー自体やその周辺の掃除は、ブラシで優しくこすってあげます。
ただしアンカースクリューを入れた直後は、あまり刺激しすぎないように注意します。
歯ブラシだと大きくて扱いにくく、アンカースクリュー周りの全方位に届きにくいので、タフトブラシがオススメです。
ほうれん草とか筋系のものとか引っかかりやすいので、タフトブラシ使うとよく取れます
まとめ
アンカースクリューが打ち直しとなると、再手術するのも怖いし、矯正スケジュールが遅延するのも困りますよね。
でもアンカースクリューのおかげで矯正の効果を上げてスピードも早められると考えると、この最初のステップは大切です。
矯正は痛みや不安の連続ですが、一緒に頑張って乗り越えて、綺麗な口元を目指しましょう!
またこれからの矯正の状況も発信していくので、今後の変化もぜひ楽しみにしていてくださいね!
次回の様子はこちらの記事に続きます▼
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