口元の美しさの条件には、歯列が整い、色が白いことが大事です。
最近はホワイトニングへの関心も高まり、老若男女問わず多くの人がホワイトニングを行っています。
歯列矯正とホワイトニング両方行いたい場合、矯正後にホワイトニングを行うことが多いです。
しかし矯正の種類によって、ホワイトニングを同時に行うことも可能です。
この記事では、歯列矯正とホワイトニングを同時にする方法や、同時に行うメリット・デメリット、注意点について詳しく解説していきます。
歯科矯正中でもどういったホワイトニングの方法が向いているのかご紹介します。
歯列矯正とホワイトニングどっちが先?
歯列矯正とホワイトニングどちらを先にするべきかは、歯列矯正の種類やホワイトニングの種類によって異なります。
歯列矯正の種類別に向いているホワイトニングの方法は以下の通りです。
- 表側矯正:自宅ケア
- 裏側矯正(舌側矯正):オフィスホワイトニング・自宅ケア
- マウスピース:オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・自宅ケア
それぞれ矯正の種類ごとに詳しくご紹介します。
表側矯正中にできるホワイトニング
歯の表側に器具が付いている表側矯正の場合は、オフィスホワイトニングもホームホワイトニングもすることができません。
表側矯正の場合、どっちが先かという問いに対しては、矯正器具が取れてからホワイトニングを始めることがオススメと言えます。
しかし、表側矯正中でも歯を白くしたいと思っているかたは多いかと思います。
表側矯正だと、歯の表面に器具が付いているので、汚れが溜まりやすくケアが難しいのが特徴です。
ホームケアを気を付けないといけないので、普段の市販用品も意識しておく必要があります。
そういった人には自宅でのホワイトニング歯磨き粉や、電動ブラシが向いています。

私も表側矯正中だけど、ホワイトニングに興味があってホームケアをしてるよ
普段使っている歯磨き粉をホワイトニング仕様にすることで、手軽に黄ばみ対策ができます。
人気なホームケア商品を一部ご紹介します。
- おすすめホワイトニング歯磨きジェル


口臭ケア、ホワイトニング、歯茎ケアの他にも歯周病や歯肉炎の予防効果もあります。
もちろん虫歯予防にもなり、1本でまとめてケアできるホワイトニング歯磨きジェルです。
- おすすめ薬用歯磨き粉


これ1本で、 歯の美白 × 歯周病予防 × 口臭予防 × 知覚過敏症状の予防ができるオーラルトータルケアの薬用歯磨き剤です。
歯茎のケア成分、歯が染みるのを防ぐ成分、口臭を予防する成分など、10種類もの有効成分が配合されています。
- 電動歯ブラシ


音波式・高振動で洗浄力が普通の歯ブラシの100倍もあるので、磨き残しが防げます。
最近話題の日用品のサブスクリプションで、歯ブラシを交換できて清潔に保てます。
本体価格無料+月額280円で始められるので、高くて手を出しにくかった電動歯ブラシにチャレンジできます。
その他、市販で買える人気ホワイトニング歯磨き粉はこちら▼
裏側矯正(舌側矯正中)中にできるホワイトニング
裏側矯正(舌側矯正)やマウスピースをしている人は、オフィスホワイトニング(クリニックで行うタイプ)をすることができます。
ただし、ホームホワイトニングはマウスピースを使うため、ブラケットの付いている裏側矯正では行うことが出来ません。
オフィスホワイトニングの場合、クリニックで専用の薬剤を塗布して、光線を当てることによって歯を白くすることができます。
漂白効果の高い薬剤を用いるため、1回でも即効性があり、本来の歯よりも白くすることが可能です。
デメリットは、コストがかかることと、短期間で色戻りしやすいこと、そして施術中に薬剤がしみるなどの痛みがあげられます。
ホワイトニングのおすすめクリニックに興味があるかたは、こちらの記事で解説しているのでご参照ください。


マウスピース矯正中にできるホワイトニング
マウスピース矯正では、どっちが先ということもなく、同時にホワイトニングを行うことができます。
マウスピースは取り外しができるので、オフィスホワイトニング以外にも、ホームホワイトニングもできます。
ホームホワイトニングは、まずは歯医者に来院してマウスピースを作成してもらい、それにホワイトニング剤を流し込んで装着することでホワイトニングを行います。
オフィスホワイトニングよりは即効性は弱いですが、一般的に約2週間ほどで効果が表れてきます。
クリニックに通院する必要がなく、自分のタイミングで行うことができ、自然な白さになります。
マウスピース矯正とホワイトニングを同時に行うことができる矯正歯科、プルチーノ歯科・矯正歯科の詳細については公式サイトをご参考ください。
ホームホワイトニングでも、マウスピースを作成する必要があって最初にクリニックに来院する必要がありますが、一方で自宅だけで完結できるホワイトニングとして、セルフホワイトニングがあります。
コンパクトな機械を咥えるだけで、LEDライトを使って歯を白くすることができるので、最も手軽なホワイトニングだと言えます。
セルフホワイトニングにもいろいろな種類があり、料金もピンキリですが、オススメは医療機器として登録されているものです。
セルフホワイトニングに興味があるかたは、商品の特徴や口コミをまとめた記事も是非参考にしてみてください


歯列矯正とホワイトニングは同時にしたほうがいい?
歯列矯正とホワイトニングを同時に行う場合の、メリット、デメリットについて確認しておきましょう。
デメリット
- 歯列の乱れが大きいと効果が十分にでにくい
- 薬剤が染みたり痛みができることがある
矯正中でもホワイトニングすることが出来ますが、歯並びがまだ整っていなくて歯が重なっている場合は均等に薬剤を浸透させることが出来ないことがあります。
歯列の乱れが大きい場合でどっちが先か迷ったら、オフィスホワイトニングをするなら、ある程度歯並びが整ってから歯の表面に均等に当てた方が効率よく当てられます。
また、歯列矯正中は歯が動くことによって、ホワイトニングの薬剤が染みやすくなることがあります。
私も、矯正中に知覚過敏の症状をよく感じることがあります。
ホワイトニングのクリニックには、なるべく染みにくくなるような薬剤を配合しているところも多いです。
メリット
- 全体の時間が短縮できる
- マウスピース矯正の場合は一石二鳥
歯列矯正とホワイトニングどっちが先だとしても、ホワイトニングで効果を実感するには少なくとも数か月はかかってしまいます。
オフィスホワイトニングでは1回だけでも効果が分かりやすいですが、一般的に3~4回通う場合が多いです。
そうなると、歯列矯正+ホワイトニング でトータル期間が長くなってしまうので、同時に行うことで短縮できるというメリットがあります。
マウスピース矯正なら、ホワイトニングするためのマウスピースとして使用することで、矯正もホワイトニングも同時にすることができるので、一石二鳥ですね。
注意点|ホワイトニング効果が半減する人
歯列矯正とホワイトニングどっちが先かという疑問には、同時にすることができると言えますが、ホワイトニングの効果が薄れてしまうので、以下の人は注意してください。
- マウスピース矯正でもアタッチメントを装着中の人
- 歯列の重なりが強い人
- 被せものや神経を抜いた歯は、本来の色より白くできない
歯列矯正前や最中で、まだ歯列の重なりが強い場合は、薬剤や光線が十分に行きわたらず、効果が下がってしまうことがあるので、なるべく重なりのない状態で受けることがオススメです。
そして、妊娠中や授乳中の人、持病や感染症がある人は、事前に医師に相談が必要です。
歯列矯正とホワイトニングを同時にやるなら
歯列矯正とホワイトニングどっちが先か迷ったら、自分の矯正装置の種類から、受けたいホワイトニングの方法を検討することができます。
表側矯正の場合は、ホームホワイトニングもオフィスホワイトニングもできないので、基本的に矯正後をおすすめしますが、ホームケアはできます。
ホワイトニング歯磨き粉や電動歯ブラシなど、ラインナップが充実しているので、矯正中の汚れや黄ばみ予防として活用することができます。
歯列矯正もホワイトニングもこれから始める場合は、マウスピース矯正だと同時にできるので、検討してみるのもいいかもしれません。


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